クリニックブログ

2018.01.20

インフルエンザ

インフルエンザの本格的なシーズンに突入しましたが、皆さん体調はいかがでしょうか。
インフルエンザの予防や感染拡大防止のため、手洗い・うがい、マスクを励行し、体調の悪いときは無理をせず早めに休んで受診してください。

検査はいつ受ければいいの?
迅速診断キットによるインフルエンザの検査を受けるには、
発熱して6時間以上経っていること。

インフルエンザウイルスに感染すると、急な発熱や、筋肉痛などの重い全身症状が出るため動き辛いかもしれませんが、医療機関は必ず早期に受診するようにしましょう。

迅速診断キットによる検査
細い綿棒のようなもので、鼻の奥をこすり、そこについた組織や分泌物を処理液に浸して検査キットに滴下することで、陽性か陰性かの判定を行うものです。
検査時間は10分と非常に短く、また、患者さんにとっては、鼻の奥をこするときの痛みがありますが、非常に簡便で行いやすい検査です。
しかし一方で、インフルエンザウイルスの量がある一定以上に達していないと陽性と判定されにくい、という欠点があります。
インフルエンザに感染後、インフルエンザウイルスが体内で増殖するまでには時間がかかります。つまり、発熱しておよそ6時間以上経過してこの検査を行わないと、陰性という結果が出てしまうことがほとんどです。
一度、インフルエンザの検査を受けた時には陰性といわれ、後日再検査で陽性と診断されることがあります。
発熱してから、6時間以上経ってからの検査をおすすめ致します。 池田